教育ローンと奨学金の併用は可能か?

 

大学で学ぶためには、授業料や教材費、生活費などかなりのお金がかかります。ただ、進学したくても、経済的な理由でこうした費用がまかなえない人もいます。それで、そのような学生を支援するための制度として日本学生支援機構の奨学金制度があります。

 

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日本学生支援機構の奨学金制度は、すべての大学・短大、ほとんどの専門学校で申し込むことができます。この奨学金は、返還義務がある「貸与型」で、無利子の「第一種」と利子(上限3%)が付く「第二種」があります。 貸与額や採用基準は、大学か専門学校か、自宅生かひとり暮らしかなどによっても違ってきます。

申し込みは、高校3年次に在籍高校を通じて行います。申し込み時点で志望校が具体的に決まっていなくても申し込みができます。また、在学採用の場合は、大学や専門学校に入学後、進学した学校を通して申し込みます。返済期間は最長で20年となっています。

 

奨学金は、学生自身が借りるお金で、採用されるには試験の成績や家庭の経済状況などが考慮されます。また、奨学金は、入学後に受け取ることができるお金なので、入学時前に必要な受験料や入学金などの支払いには利用できません。

 

そこで、入学前に必要な費用は教育ローンでまかなうという方法があります。教育ローンは普通学生の保護者が利用するローンです。教育ローンは親が返済しますが、奨学金は、卒養後に子供が返済します。このように教育ローンと奨学金を併用することで進学に必要なかなりのお金をまかなうことができます。

 

奨学金は学生が卒業後に毎月一定の金額を返済しますが、万が一卒業後に返済ができなくなると連帯保証人(普通は親)が支払うことになりますので、きちんと返済するようにしましょう。

 

教育ローンは、国の教育ローンのほかに、銀行や信用金庫、信販会社で行っているものもあります。信販会社の場合は、大学と提携しているので、手続きも簡単で、審査にも銀行ほど時間がとられません。ただし、金利は高めになっています。返済が滞ると個人信用情報機関に登録されて個人情報に不利な記録が残ってしまうので返済は毎月確実に行ってください。